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帰ってきたウルトラマン

1963年(昭和38年)4月1日に発足した
株式会社円谷特技プロダクション制作のウルトラシリーズ第三作

1971年(昭和46年)4月2日から1972年3月31日まで
TBS系で毎週金曜日19時から30分カラー番組として51話を放送

プロデューサー-円谷一・斎藤進・橋本洋二/
音楽-冬木透 主題歌-すぎやまこういち

光学撮影-中野稔/光学作画-飯塚定雄

出演-団次郎・塚本信夫(1-22)根上淳(22-51)
池田駿介・西田健・三井恒・桂木美加/岸田森・榊原るみ・岩崎和子
ナレーター-名古屋章 / ウルトラマン・菊池英一

「帰ってきたウルトラマン」製作の経緯 (Wikipediaより)

誕生までの経緯
本作品が製作された背景には、1970年に再放送された前3作品『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』が高視聴率を得たこと、フジテレビ出版の「飛び出す絵本」をはじめとした関連書籍、ブルマァクのソフビ人形などの関連商品が好調だったことや、『ウルトラファイト』(1970年)の好反響などがあった。

本作品の企画は、1969年4月28日に印刷された企画書『続ウルトラマン』から始まり、ウルトラマンとMATが復活した怪獣と戦う基本線はこの時点で確立している。同企画書は『ウルトラマン』から約30年後の地球にウルトラマンが帰ってくるという設定で、現存する第3話までの企画書には科学特捜隊から引退して久しいムラマツやハヤタが登場し、ウルトラマンと一体化したバン・ヒデキ(晩日出輝)がベーターカプセルで変身するなど、初代ウルトラマンを強く意識したものであった。

当初は初代ウルトラマンが帰ってくるという設定であったためにタイトルが『帰ってきたウルトラマン』となったが、商品化展開を踏まえると別人にすべきだというスポンサーの都合でこの設定は没となり、最終的に別人となった。『帰ってきたウルトラマン』は生前の円谷英二によって命名されたと言われる。

続く企画書『帰って来たウルトラマン』では、バンを慕う姉弟や特訓による必殺技の獲得などの要素が盛り込まれたが、バンはウルトラマンの仮の姿という扱いであった。企画書としてはこれが最終稿であるが、最終的なストーリーはプロデューサーの橋本洋二と脚本家・上原正三との間で詰められた。そして、橋本と上原、熊谷健と円谷一の間で討議が重ねられ、『ウルトラマン』の続編の色が強かった企画案とは違い、ウルトラマンの力を得た未熟な青年がMAT内の摩擦の中で成長していく橋本が得意とする人間ドラマを主体とした物語となった。

初期の展開
『ウルトラマン』の主人公・ハヤタが人間的な隙のないヒーローとして描かれ、『ウルトラセブン』の主人公・モロボシ・ダンも私生活まで踏み込んだ演出は行われなかった。しかし、本作品の主人公・郷秀樹は、レーサー志望の平凡な一市民として設定され、私生活面では彼の家族的な立場である坂田兄弟がレギュラーとして登場する。また、主人公がウルトラマンとしての能力に慢心したり、超能力を持つゆえにMAT隊員と軋轢を生むなど、日常的な困難を乗り越えるための努力が強調された。変身後のウルトラマンもしばしば怪獣に対して苦戦したり敗北したりしている。こうした作劇が、後年の評論で「人間ウルトラマン」と呼ばれている。これについてメインライターの上原正三は、『ウルトラマン』と同じようなことをやろうとしても模倣にしかなりえないため、差別化として崇高さのある初代ウルトラマンに対し子供と同じ目線にし、『柔道一直線』のような未熟な若者が組織や戦いの中で鍛えられ成長していく様を描いたと述べている。

第1期ウルトラシリーズを放送していたタケダアワーがSF路線や怪奇路線から転換して『柔道一直線』となるなど、当時の子供たちの流行がスポ根ものに移行していったことから、本作品でもその要素が意識されている。
当初は前述のような郷の苦悩と成長などシリアスなドラマ性が強く打ち出された。その中で、郷秀樹の挫折と再起を描いた第2話「タッコング大逆襲」「スポ根もの」要素を取り入れた第4話「必殺! 流星キック」
二大怪獣とMATの激突を劇場怪獣映画並みのスケールで描いた第5話「二大怪獣 東京を襲撃」と第6話「決戦! 怪獣対MAT」など新たなタイプの秀作が生まれ、新たな試みがなされた。しかし、人気番組『ウルトラマン』の後継作として本作品に期待される視聴率の水準は高いものがあり(TBS側では30%台を期待していた)、1クール目の視聴率はその期待に沿うものではなかった。その原因としては、シリアスなドラマが子供たちに充分受け入れられなかったこと、予算的な問題で舞台が山中や造成地になる場合が多く、都市破壊の爽快さを欠いたことなどが挙げられている。

中盤の展開
この状況で円谷プロは、アンケート調査や主な連載誌である学年誌での読者調査などのマーケティングを行い、ウルトラマンの強化や宇宙怪獣の登場などが求められているとの結果を得、第18話のベムスターをはじめとし、宇宙怪獣を数多く登場させた。また、ウルトラマンを救うべく、前作の主人公ウルトラセブンを登場させ、万能武器ウルトラブレスレットを与えさせる。このことにより、ウルトラマンのキャラクター強化に成功している。また、第13・14話では大津波と竜巻による東京破壊を映像化し、その高い特撮技術をアピールしたり、当時人気絶頂のキックボクサーで、本作品の前番組『キックの鬼』のモデルでもある沢村忠を本人役でゲスト出演させた第27話や、放送当時高校生であった小林晋一郎から投稿された原案を採用した第34話など対外的な話題作りも、番組の知名度アップに貢献した。
数々の強化策の一方でドラマ面でも強化が図られ、隊長交代というイベントに文明批評を重ねた第22話「この怪獣は俺が殺る」内気で弱い少年の目覚めと旅立ちを南隊員の過去と交錯させて描いた第25話「ふるさと地球を去る」差別への怒りをテーマとして前面に出した第33話「怪獣使いと少年」など、評価の高い作品が送り出された。特に第31話から第34話は、ちょうど放送月が一致したことで後に一部で「11月の傑作群」と呼ばれたほどで[12]、この時期の視聴率も20%台を順調に維持した。さらに、坂田アキ役の榊原るみが別のドラマへの出演[注 3] のためにスケジュール確保が困難になり、第37・38話で坂田健と坂田アキはナックル星人に虐殺されて物語から姿を消し、初代ウルトラマンとウルトラセブンの登場というイベントと相まって、ここで内容的にも視聴率的にも一つの頂点を迎えた。榊原るみの降板後のヒロインは村野ルミ子役の岩崎和子に引き継がれた。

終盤の展開とその後
ドラマ部分として郷の私生活は、坂田家で1人生き残った次郎と、隣人で次郎の姉代わりとなったルミ子を中心に描かれる。特撮部分の強化策として怪獣とそれを操る宇宙人の2体セットでの登場を増やし、娯楽性が強調された。この時期の視聴率(#放映リストを参照)は常に25%以上で推移しており、第2期ウルトラシリーズでは最高視聴率を記録した時期である。

第51話では、バット星人が地球侵略に出ると同時に、その同族たちがウルトラの国に全面戦争を仕掛ける。MAT基地を破壊され、次郎とルミ子を拉致されるなど、郷=ウルトラマンとMATは最大の危機に陥る。自ら操るマットアローが撃墜される寸前にウルトラマンに変身した郷に対し、バット星人は自ら育て上げたゼットン(二代目)とともに襲い掛かる。2体がかりの攻撃でウルトラマンを苦しめるが、ブレスレットの能力と自身が編み出した新必殺技「ウルトラハリケーン」でバット星人とゼットンは倒され、ウルトラマンは勝利する。そして、郷はバット星の艦隊からウルトラの星を守るために次郎とルミ子に別れを告げ、2人にはウルトラマンとしての正体を明かしつつ地球を去る[注 4] ことで、物語は幕を閉じる。

本作品での歴代ウルトラマンの客演は好評を博し、『ウルトラマン』の最終回(第39話)に登場したゾフィーが長兄に当たる「ウルトラ兄弟」という、雑誌上で設定された捉え方がテレビ作品に導入される一種の「逆流現象」につながった。第51話でのバット星人のセリフにはウルトラ兄弟が明確なものとして用いられており、次作『ウルトラマンA』から本格的にその設定が多用されていく。



 001
視聴率26.4%
 脚本
上原正三
 監督
本多猪四郎
特殊技術
高野宏一 
撮影
佐川和夫
 ゲスト
藤江喜幸
 怪獣総進撃
★★★
「帰ってきたウルトラマン」第一話。
「ウルトラセブン」から約2年半後の放送。円谷英二死後の待望の「ウルトラ」シリーズ最新作。監督は円谷の盟友・本多猪四郎。
何の前触れもなく怪獣達が出現して、ウルトラマンも突如として現れる。兎にも角にも、派手さが重視された第一話。岸田森・榊原るみなど役者陣が充実している。

 002
視聴率25.1%
 脚本
上原正三 
 監督
本多猪四郎
特殊技術
高野宏一 
撮影
佐川和夫
 ゲスト
-
 タッコング
大逆襲

★★★
主人公・郷秀樹の成長物。ウルトラマンとなった驕りを戒める内容。怪獣シーンは印象に残らないが、本多猪四郎監督の手腕で見応えあり。

 003
視聴率22.6%
 脚本
上原正三
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
撮影
佐川和夫
 ゲスト
-
 恐怖の怪獣魔境
★★★
東宝で数多くの社長シリーズなどを監督してきた、筧正典のウルトラシリーズ初監督作。
郷秀樹が持つ特殊能力が発揮される話。 

 004
視聴率19.8%
 脚本
上原正三 
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
撮影
佐川和夫
 ゲスト
-
 必殺! 流星キック
★★★
序盤に登場した怪獣に敗れてしまうウルトラマン。ありえない展開に子供達も戸惑ったのでは。郷秀樹は山中にキャンプしてキックの技を磨き雪辱を果たす。 
番組開始以来、主人公の成長譚が主軸となっている。しかし強くてかっこいいヒーローを望んだ子供からはそっぽを向かれ、視聴率は回を追う毎に下がってきている。

 005
視聴率21.1%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
佐川和夫
 ゲスト
藤田進
佐原健二
 二大怪獣、東京を襲撃
★★★★

郷が隊員との意見の違いで謹慎となる。そんな中、怪獣が現れ、榊原るみが窮地に陥る。

前後篇の前編だが、かなり見ごたえがある。
二大怪獣に挟まれたウルトラマンはどうなるのだろうか?

せっかく佐原健二が出演しているのにセリフはなし。

 006
視聴率21.1%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
佐川和夫
 ゲスト
大前旦
 決戦!怪獣対マット
★★★★
前話の続き。東京を焼き払う作戦に塚原信夫隊長が反対、郷も隊に復帰して怪獣と戦う。
今回も面白く見ることが出来た。

しかし隊の軋轢話は、シリーズ初回である第6回に持ってきたのは子供側からすると戸惑う要素が大きいと思う。まずは一致団結して怪獣と戦うイメージを植え付けるのが大事だと思われる。

 007
視聴率17.8%
 脚本
上原正三
 監督
本多猪四郎
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
佐川和夫
 ゲスト
-
 怪獣レインボー作戦
★★★
夜は凶暴になるが昼は争いを好まない、と言う怪獣の性格を掘り下げるべきだったと思う。

 008
視聴率16.4%
 脚本
田口成光
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
鈴木清
 ゲスト
倉田爽平
 怪獣時限
爆弾

★★
郷の気の緩みから時限モードでミサイルが発射されてしまう。
毎回主人公が悩み落ち込む姿を子供達は望んでいなかったろう。
最後にはいつものように、郷が手を振り生還して、隊員たちに温かく迎えられる。ラストが鼻についてきた。

 009
視聴率19.2%
 脚本
伊上勝
 監督
本多猪四郎
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
鈴木清
 ゲスト
石橋雅史
 怪獣島SOS
★★★
話が単純で分かりやすい。破綻なく面白く見れた。 

 010
視聴率20.1%
 脚本
上原正三
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
鈴木清
 ゲスト
北川陽一郎
 恐竜爆破
命令
★★★
シーボーズに似た恐竜が登場。四足だが膝が折れてない工夫がされているのが珍しい。
戦うかどうかでMAT内で意見が分かれるのは?。ラストも何か中途半端。

 011
視聴率18.5%
 脚本
金城哲夫 
 監督
鍛冶昇
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
鈴木清
 ゲスト
堀越節子
 毒ガス怪獣出現
★★★
金城哲夫脚本。
旧日本軍の残した毒ガスを食べる怪獣が出現。
金城らい硬派の物語だが、西田健の父親の描写が無いので。毒ガスの原因が不明瞭でいまひとつの出来。

 012
視聴率18.5%
 脚本
上原正三
 監督
鍛冶昇
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
鈴木清
 ゲスト
久万理由香
 怪獣シュガロンの復讐
★★★
少女と交友していた怪獣が自然破壊に怒り出現するが、少女は何故か死んでしまうお話。車社会への警鐘も込めてありテーマが分散し過ぎの印象。

 013
視聴率17.5%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
佐川和夫 
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
小林昭二
 津波怪獣の恐怖東京大ピンチ!
★★★★
佐川和夫のウルトラシリーズでの特殊技術デビュー作。
二大怪獣出現、大津波と予算がかかっている。「ウルトラマン」のキャップ、小林昭二が出演。
「飛びの佐川」と異名を撮るだけあって飛行シーンは縦横無尽に操って見ごたえがある。

 014
視聴率18.4%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
佐川和夫 
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
西山恵子
 二大怪獣の恐怖東京大竜巻
★★★★
前回の続き。
今回は大竜巻の特撮シーンがあり、かなりの迫力。数カット、東宝特撮の焼き回しがあるがかなりの見応え。ラストに夫婦怪獣が死なずに去っていくのも良かった。

 015
視聴率14.3%
 脚本
田口成光 
 監督
山際永三
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
高野浩幸
 怪獣少年の復讐
★★★★
シリーズ中最低視聴率の回。だが内容は濃い。
透明怪獣が現れる合成シーンは画面が荒れていないので35mmを使っているかもしれない。父親を殺した怪獣に対して、街を破壊してしまえと願う、少年の複雑な心境が描き切れれば傑作となったはずた。

 016
視聴率15.0%
 脚本
上原正三
 監督
山際永三
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
石橋正次
 大怪鳥テロチロスの謎
★★★★
操演が難しい飛行怪獣ものの前編。
石橋正次の出る本編シーンも盛りだくさんの内容。
本編カメラマンの鈴木清の撮るナメの多いカットが、特撮シーンとマッチしていて編集がとてもスムーズ。

 017
視聴率18.4%
 脚本
上原正三
 監督
山際永三
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
服部妙子
 怪鳥テロチロス東京大空襲
★★★
前回の続き。
石橋正次の話が中心となるが、後半には随分と破綻しだす。
特撮の方も、怪鳥の最後があっけなく不満が残る。

 018
視聴率16.0%
 脚本
市川森一 
 監督
鍛冶昇
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
南弘
 ウルトラセブン参上!
★★★
市川森一脚本ということで期待したが大して面白くない。
宇宙ステーションの隊長で南弘がマット隊長という設定は、同じ市川脚本の「ウルトラセブン」第13話と同じ。
南弘がちゃんと死んだのかどうかカットとして曖昧なので、最後に怪獣の中から脱出するのかと思っていた。ウルトラセブンの登場も何か?

 019
視聴率16.9%
 脚本
上原正三
 監督
鍛冶昇
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
片山明彦
 宇宙から来た透明大怪獣
★★★
透明怪獣はデザインがダサいが、物語はよくまとまっている。
このシリーズでの欠点は、ウルトラマンに変身するのが自らの決断で出来ないこと。またこれまでのラストは、いつもワンパターンの郷の「おーい」だったが、この回辺りから変わって来ている。

 020
視聴率18.8%
 脚本
石堂淑朗
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
佐原健二
 怪獣は宇宙の流れ星
★★★
石堂淑朗脚本。磁力の塊怪獣との悪戦苦闘が描かれる。
本家帰りの内容でそれなりに面白い。この回の前後から、屋外でのトランポリンで跳ね上がるカットが多用され始めている。「仮面ライダー」などの戦隊モノに対抗しているのだろう。

 021
視聴率17.3%
 脚本
市川森一
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一 
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
岸井あや子
 怪獣チャンネル
★★
電波ジャックする怪獣。途中のメロドラマが異様に長い。遊び心だろうが少年視聴者にとっては?、だったろう。最初とラストのシーンが同じだか、うまくいってはいない。

 022
視聴率18.8%
 脚本
市川森一
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
三谷昇
 この怪獣は俺が殺る
★★★★
この回で隊長役が塚本信夫から根上淳に変更。本当の理由は分からないが、好々爺隊長からスパルタ隊長への変更は、視聴率低下への対抗策だろう。
夢の島での本編と特撮シーンが見事につながっている。本編撮影の鈴木清は、元々特殊撮影出身なので連携も十分。

 023
視聴率23.4%
 脚本
石堂淑朗
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
横山リエ
天本英世
 暗黒怪獣 星を吐け!
★★★★
この回から視聴率が、第10回以来3ヶ月ぶりに20%超えとなり、以降最終回まで維持している。郷が不用意に悩まない、隊長が鬼隊長に交代等のテコ入れが奏効したと思われる。
今回はゲストが豪華。星が消える着想も面白い。

 024
視聴率24.0%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
大村千吉
福田公子
 戦慄!マンション怪獣
誕生

★★★★
マンションの壁画が怪獣に変身していくと言う、「ウルトラマン」にもあったネタ。特殊技術は「帰ウル」初の大木淳。小川に倒れるカットなど、目新しさが見られる。

 025
視聴率21.4%
 脚本
市川森一
 監督
富田義治
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
藤江嘉幸
 ふるさと
地球を去る

★★
池田駿介の過去と絡めた子供の成長もの。
怪獣デザインがトンマ過ぎるのと、ラストにロケット砲ぶっ放すのを止めないのはどうかと思う。武器を得たから力を得たのではないと、諭すのが普通かと。

 026
視聴率25.2%
 脚本
上原正三
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
大島章太郎
 怪奇!殺人
甲虫事件

★★★
よくまとまっている。カブトムシの模型が良く出来ている。
アクロバット体勢からの、スペシウム光線発射などが目新しい。

 027
視聴率26.1%
 脚本
市川森一
 監督
筧正典
特殊技術
高野宏一
特殊撮影
唐沢登喜麿
 ゲスト
山波ひろし
 この一発で
地獄に行け!

★★★★
キックボクシングの沢村忠がゲスト。
物語の構成がよくまとまっている。ラストの試合シーンと怪獣との戦闘シーンがリンクするともっと良かった。

 028
視聴率23.5%
 脚本
実相寺昭雄
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
天草四郎
 ウルトラ
特攻大作戦

★★★
実相寺昭雄脚本たが、セリフの小気味よさはあったが物語はフツー。キノコ風な台風怪獣がセンスもなく、お笑い怪獣のよう。
ただ暴風雨シーンの特撮は迫力あり。

 029
視聴率23.2%
 脚本
田口成光
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
坂本新兵
 次郎くん
怪獣に乗る

★★★★
田口成光脚本の初クレジット作。
よくまとまっている。ヤドカリ風怪獣が説明不足の感はあるが
子供向けドラマとしては及第点だろう。

 030
視聴率23.9%
 脚本
石堂淑朗
 監督
真船禎
特殊技術
高野宏一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
大泉滉
 呪いの骨神
オクスター

★★★★
水牛の守り神の怪獣がテーマをよく背負っている。
監督はウルトラシリーズ初の元TBSの真船禎。ドキュメンタリっくな手法が印象的だ。

 031
視聴率25.1%
 脚本
市川森一
 監督
真船禎
特殊技術
高野宏一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
永吉健太郎
 悪魔と天使
の間に・・・

★★★★
市川森一脚本。
よく練られている。子供が悪役宇宙人の設定は今の時代は無理だろう。根上隊長が最後にはウルトラマンを助けるのも良い。

 032
視聴率23.4%
 脚本
千束北男
 監督
大木淳
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
谷村昌彦
浜村純
 落日の
決闘

★★★
大木淳が本編と特撮の監督を担当。
「帰ウル」では初の千束北男脚本だが、非行少年と郷隊員との交友が中途半端で、ラストの父親が見つかっても何の感慨もない。
また監督を共有したメリットも画面からは感じられない。

 033
視聴率24.0%
 脚本
上原正三
 監督
東條昭平
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
植村謙二郎
二瓶秀哉
 怪獣使いと
少年

★★★
本シリーズで助監督をしてきた東條昭平の監督デビュー作。
意欲作ではあるがいま一つ伝わってこない。怪獣出現が、少年にまったく関係ないのが致命的。宇宙人が最後は怪獣に変身して倒される方がスッキリしたのではないだろうか。
この作品は当初TBSから納品を拒否されリテイクしたようだ。

 034
視聴率24.6%
 脚本
石堂淑朗
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
清水幹生
 許されざる
いのち

★★★
郷の幼友達が植物怪獣を生みだす物語。
変わり者だった友達の心情がもう少し出ると良かった。

 035
視聴率20.9%
 脚本
朱川審
 監督
山際永三
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
エフ・ボサード
 残酷!光怪獣
プリズ魔

★★★
プリズム合金のような怪獣が登場する意欲作。
光プリズムを科学的に検証するシーンがあるので説得力がある。ただ子供的にはやはり生物的怪獣が好みだろう。

 036
視聴率23.9%
 脚本
石堂淑朗
 監督
筧正典
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
高田稔
戸部夕子
 夜を
蹴ちらせ

★★★
女ドラキュラとコウモリ怪獣の登場。
飛びの佐川らしい空中回転するカットが多数。それなりに安定してまとまっている。

 037
視聴率27.5%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
成瀬昌彦
 ウルトラマン
夕陽に死す

★★★
この回で突然、榊原るみと岸田森が死んでしまう。るみはこの年10/6から日本テレビ系で「気になる嫁さん」が放送開始。スケジュール的に困難になったのは頷けるが岸田まで殺してしまうとは。そちらの方が後の展開はしやすいというのは分かるが・・・。
セブンの回にもあったウルトラマンが死んでしまう回。セブンの場合は印象的な十字架だったが、今回のはもう少し何とかならなかったか・・・。

 038
視聴率29.0%
 脚本
上原正三
 監督
富田義治
特殊技術
大木淳
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
黒部進
森次晃嗣
 ウルトラの星
光る時

★★★
初代ウルトラマンとウルトラセブンが登場して助ける。今回の「帰ってきた」ウルトラマンはとても弱い。るみと岸田が死んだ後、ラストにはさっそく新しい女子が登場。ちょっと節操ない。

 039
視聴率27.4%
 脚本
田口成光
 監督
筧正典
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
梶三和子
和田周
 冬の怪奇シリーズ
20世紀の
雪男

★★★
内容は可もなく不可もなく。
特殊技術の真野田陽一が初監督。1954年の「ゴジラ」以前から撮影助手を努めたベテラン。「南海の大決闘」でカメラマン昇進。円谷プロでは「ミラーマン」「ジャンボーグA」他を監督している。

 040
視聴率27.4%
 脚本
石堂淑朗
 監督
筧正典
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
寄山弘
新井純子
 冬の怪奇シリーズ
まぼろしの
雪女

★★★
冬山舞台の第二作。前回とまとめ撮りされたか。この回は雪女。
前回よりはまとまっている。

 041
視聴率28.2%
 脚本
長坂秀佳
 監督
佐伯孚治
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
斎藤信也
土方弘
バルタン星人Jrの復讐
★★★★
バルタン星人の再登場。やはりデザインが秀逸。建築途中のビルの崩落シーンが見応えある。またロボット怪獣との戦いも面白い。

 042
視聴率28.1%
 脚本
石堂淑朗
 監督
佐伯孚治
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
柳谷寛
富士に立つ
怪獣

★★★
富士山の上に立つ怪獣はバカでかいのに何の言及もないのがおかしい。マットアロー号などを下から見上げたカットが初お目見え。飛びの佐川が創意工夫しているのが分かる。

 043
視聴率26.6%
 脚本
石堂淑朗
 監督
筧正典
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
本山可久子
魔神 月に
吠える

★★★
隊長家族の休養日を宇宙人が襲う。宇宙人が典型的な悪役声で笑う。巨大化した魔神がかっこいいが、宇宙人の臼のようなデザインは相変わらずダサい。

 044
視聴率29.1%
 脚本
田口成光
 監督
筧正典
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
茜夕子
星空に
愛をこめて

★★★★
西田健隊員が宇宙人女子に惚れてしまう。
青白い炎の色が珍しい。数話前から、本編での派手な爆発シーンが爆発的に増えてきている。ライダーシリーズにどに対抗しているのだろうか。

 045
視聴率26.5%
 脚本
斎藤正夫
 監督
鍛冶昇
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
高原駿雄
郷秀樹を
暗殺せよ!
★★★
いきなりの怪獣出現と売るとウルトラマンの戦いから始まる。意味合いは分かるが説明不足で、ナレーションでの説明が必要だろう。

 046
視聴率27.9%
 脚本
田口成光
 監督
鍛冶昇
特殊技術
佐川和夫
特殊撮影
佐藤貞夫
 ゲスト
多々良純
この一撃に
怒りをこめて
★★★
この時代でも紙芝居はあったのだろうか。子役の表情が豊かで良い。怪獣とウルトラマンの戦いがパターン化しつつある。

 047
視聴率25.6%
 脚本
石堂淑朗
  監督
佐伯孚治
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
ゲスト
葦原邦子
狙われた女
★★
怪獣出現とか、丘隊員の不調とかがすべて後説で済ましている。それでOKなら構成などいらなくなる。茹で蛸やら本筋と関係ない遊びも寒い。

 048
視聴率25.2%
 脚本
小山内美江子
  監督
佐伯孚治
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
ゲスト
不破万作
地球頂きます!
★★★★
脚本が大河や金八先生を書いた小山内美江子。かつての「ウルトラQ」によく似ているコメディータッチの秀作となった。ラストがイマイチ、ではある。

 049
視聴率25.2%
 脚本
伊上勝
  監督
松林宗恵
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
ゲスト
村上不二夫
宇宙戦士
その名はMAT
★★★
東宝の重鎮、松林宗恵監督作。湖に潜む友好的な宇宙人の設定が珍しい。手堅い演出で見せる。

 050
視聴率26.0%
 脚本
斎藤正夫
  監督
松林宗恵
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
ゲスト
八木孝子
佐原健二
地獄からの
誘い
★★★
地質学者が娘を狙う経緯がわからない。荒い構成。怪獣のデザインがおどろおどろしい。

 051
視聴率29.5%
 脚本
上原正三
  監督
本多猪四郎
特殊技術
真野田陽一
特殊撮影
佐藤貞夫
ゲスト
-
ウルトラ
5つの誓い
★★
最終回。ラストの郷秀樹の墓はおかしすぎ。結局自分がウルトラマンだと告白せずに去るのはどうか。最後の少年の走りも感慨なし。一週間後には「ウルトラマンA」が始まる訳だからマア良いか。



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