直線上に配置

円谷英二的日本特撮映画史



ゼロ・ファイター大空戦 ★★★
1966年(昭47)7月13日公開/東宝/92分/
モノクロ/シネマスコープ
 
製作 田中友幸
武中孝一
脚本 関沢新一
斯波一絵
 監督 森谷司郎
撮影 山田一夫 音楽 佐藤勝  美術 北猛夫
 特技監督 円谷英二  撮影 有川貞昌
富岡素敬
美術 井上泰幸
合成  向山宏  照明 岸田九一郎 光学撮影 徳政義行
 製作担当者 坂本泰明  操演  中代文雄  造形 利光貞三
出演-加山雄三・佐藤弁・千秋実・中丸忠雄・藤田進・谷幹一・久保明・江原達治・土屋嘉男・玉川伊佐男

前年の東宝正月映画「怪獣大戦争」以来、約7ヶ月ぶりの監督作。

この2週間後には「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」が封切られるので、二作品を同時進行で撮影していただろうと思われる。さらにこの4日後の7月17日には、TBS系で「ウルトラマン」の放送が始まる。円谷英二は八面六臂の活躍で、寝る間もなかったのではないだろうか。

そんな中でのこの作品、前年6月に封切られた「太平洋奇跡の作戦 キスカ」と同じモノクロ作品。
なので戦争当時のニュースフィルムを多用しているので、実写とミニチュアの判別が困難。

実際のゼロ戦をスタジオに入れての撮影。前作の「キスカ」では俳優を入れ込んだ二機のカットがあったが、今回はさらに奥にミニチュアを配しての、三機のカットがある。常に向学心を持って、さらにさらに、と高みを目指している。

映画としては、合理的理論的な考えを持って戦闘に挑む、加山雄三が素晴らしい。ラストの、落下していくゼロ戦のカットには、ジーンと来てしまった。

谷幹一のコメディリリーフ役もはまり、森谷司郎監督のデビュー作としては満点ではないだろうか。
森田に監督は、この本編と特撮の綿密な構成を買われて、7年後の大作「日本沈没」(1973年)の監督に抜擢されたのかもしれない。

以下Wikiより転載
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

東宝初の零戦を題材とした映画。森谷司郎の監督デビュー作でもある。

空中戦のシーンでは、本編班撮影による搭乗員の描写と特撮による戦闘機のカットのつながりに細心の注意が払われ、それまでの東宝戦記映画よりもスムーズなカットバックとなっている。





TOP

弊社の配信するコンテンツ・動画等の整合性・信頼性に関しては万全を期しておりますが、
それにより生じた損害に対しては一切 の保証を負いかねます。
弊社が提供するコンテンツを無断で複製すると、著作権侵害となります。
Copyright (C) 2020, zeicompany. All rights reserved.
Free to Link
直線上に配置