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円谷英二的日本特撮映画史



雷撃隊出動
1944年(昭19)12月7日公開/東宝/95分/
モノクロ/スタンダード
  
製作 村治夫 脚本 山本嘉次郎  監督 山本嘉次郎
撮影 鈴木博 音楽 鈴木静一  美術 松山崇
 特殊撮影 円谷英二  美術 奥野文四郎 合成  三谷英三
出演-藤田進・森雅之・河野秋武・大河内傳次郎・三島雅夫・東山千栄子・高田浩吉・黒川弥太郎

配線の色が濃厚となった、終戦約半年前の公開。

開戦3周年を記念して製作された国策映画だが、戦意高揚というより、「1億総玉砕」の特攻精神で体当たり自爆を推奨するような内容。

特撮シーンの見どころが多い。
特にラストの夜の海戦シーンは圧巻。サーチライトが動く中、次々に雷撃隊が戦艦に向かって自爆していく。迫力あるカットが続くが、最後のロングカットに代表されるような、画面から悲壮感が漂ってくる。

これはつまり、円谷英二が単なる特撮シーンの技術的名手に留まらない、監督としての視点を持って演出している事を示す。それであるから、後年の怪獣怪人に対して感情移入できる画面を作り上げられたのだろう。





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