日本誕生★★ 1959年(昭34)10月25日公開/東宝/182分/ 総天然色/東宝スコープ |
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製作 | 藤本真澄 田中友幸 |
脚本 | 八住利雄 菊島隆三 |
監督 | 稲垣浩 | |||
撮影 | 山田一夫 | 音楽 | 伊福部昭 | 美術 | 植田寛 | |||
特技監督 | 円谷英二 | 光学撮影 撮影 |
荒木秀三郎 有川貞昌 |
美術 | 渡辺明 | |||
合成 | 向山宏 | 照明 | 岸田九一郎 | - | - | |||
出演-三船敏郎・司葉子・中村雁治郎・東野英治郎・鶴田浩二・志村喬・原節子・宝田明・水野久美・平田昭彦・久保明・小林桂樹・三木のり平・加東大介・榎本健一・柳家金語楼・有島一郎 |
前作「潜水艦イ-57降伏せず」から約4ヶ月後の公開。 かなりの長尺大作なので、特撮スタッフは突貫工事状態で大変だったのではないだろうか。 映画としては冗長でつまらない出来栄えとなったが、特撮シーンは見ごたえあり。 「地球防衛軍」以降、「美女と液体人間」「大怪獣バラン」「潜水艦イ-57」の各作品では、特殊技術のタイトルに「撮影 荒木秀三郎・有川貞昌」と連名クレジットだったが、本作で初めて「光学撮影 荒木秀三郎」とクレジットされている。 「荒木秀三郎」はWikiによると 円谷英二の妻・マサノの弟で商業高校卒業後、J.O.スタジオに入社。戦時中は同盟通信社のニュースカメラマンとして移籍し戦地に赴く。主にニューギニアのパレンバン落下傘部隊に従軍した。 その後東宝撮影所に移籍し光学撮影専門の撮影技師として円谷英二を補佐する。 1961年2月2日 脳溢血の為の死去。48歳没。後任は真野田幸雄。 となっている。 この作品では、確かに光学撮影でのシーンが多く、また合成も多数ある。 ミニチュア造形だけでなく、後処理にも円谷英二は力を入れているのが伺える。 以下Wikiより転載 -------------------------------------------------------------------------------------- 東宝映画1,000本目の記念作品として、三船敏郎をはじめとする豪華キャストで製作された。 上映時間が180分と長かったため、途中休憩が入った。 元々はゴールデンウィークでの公開を予定していたが製作準備が間に合わず、急遽代替作品として『或る剣豪の生涯』が同じスタッフ・キャストにより撮影され、その間特撮班も作業を中断して『孫悟空』などの特殊技術を手掛けている。 2005年に稲垣浩監督生誕100周年を記念して、他の名作も含め、ニュープリントで再上映された。 <特撮> 円谷英二が自ら設計し、6200万円の製作費で造られたカラー・シネスコ合成機「バーサタイル・プロセス」が初めて使用された作品で、日本映画技術賞を受賞している。 倭姫の語りによる劇中劇として須佐之男による八岐大蛇退治が登場するが、この場面は円谷による特殊撮影が活用された。 湖から現われる八岐大蛇は、水底にレールを敷いて動かした。頭部は内蔵したゴムチューブに圧搾空気を送ることで操作するものと、スタッフが腕を入れて操るギニョールが併用された。 神罰によって大伴の軍勢が洪水や溶岩流に追われ、逃げる途中で巨大な地割れが起こって大勢の兵が落ちる場面では、 人形などを使うと迫力に欠けるため、1200本の丸太にトラック百台分の土砂を載せて人工的に造った地面を引っ張って地割れを起こし、実際に人間を落として迫力ある場面とした。 火山噴火のシーンでは7トン以上の熔鉄が、洪水のシーンでは10トンの水が用いられている。 |
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