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円谷英二的日本特撮映画史



モスラ対ゴジラ ★★★★
1964年(昭39)4月29日公開/東宝/89分/
総天然色/東宝スコープ
 
製作 田中友幸 脚本 関沢新一  監督 本多猪四郎
撮影 小泉一 音楽 伊福部昭  美術 北猛夫
 特技監督 円谷英二  撮影 有川貞昌
富岡素敬
美術 渡辺明
合成  向山宏  照明 岸田九一郎 光学撮影 真野田幸男
徳政義行
 製作担当者 小池忠司  操演  中代文雄  造形 利光貞三
出演-宝田明・星由里子・小泉博・ザ・ピーナッツ・佐原健二・田島義文・藤木悠・田崎潤・田武謙三・野村浩三

前年12月末公開の「海底軍艦」から約4ヶ月後の公開。
この1964年・昭和39年は、この他に8月に「宇宙大怪獣ドゴラ」、年末に「三大怪獣 地球最大の決戦」と、三本もの特撮映画が公開されている。円谷監督もスタッフも大忙しだった事だろう。そして幸せな時代でもあったはずである。

2年前の「キングコング対ゴジラ」以来の怪獣対決物。今度は正義の怪獣モスラと、悪役ゴジラだ。
両者の怪獣の性格付けがはっきりしていて、さらに本編の構成も、新聞記者対エセ興行師、そして自衛隊と分かりやすく、安心してみていられる。藤木悠の「卵」ネタも面白い。

成虫モスラとゴジラの戦い。そして幼虫モスラ二匹とゴジラの戦いと、非常に分かりやすく、飽きさせない。円谷監督の演出力の賜物だろう。

以下Wikiより転載
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タイトルのとおり、モスラとゴジラの闘いを初めて描いた作品。本作でのゴジラはモスラに対する悪役であり、昭和シリーズで唯一、怪獣同士の闘いにおける黒星を喫している。

本作の公開された1964年には『宇宙大怪獣ドゴラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』と怪獣映画が3本公開されており、後の第一次怪獣ブームの土台を築いたとされる。一見単純な娯楽作品の体裁をとりつつも、「観光開発ブーム」「背後の興行師による暗躍」「新聞の第三権力化」など、さり気なく当時の世相への批判が盛り込まれている。

海外公開版との相違
1964年5月、ヘンリー・G・サパースタインが本作のアメリカ合衆国における配給権を取得し、アメリカン・インターナショナル・ピクチャーズが配給を担当した。
当初の海外版ではタイトルでモスラがシークレット扱いとされ、『GODZILLA VS. THE THING』 となっていた。
セリフはすべて英語に吹き替えられており、田崎潤と藤木悠の「卵も逃げたのか?」「いえ、卵には足がありませんから」というやり取りは、図らずも「エッグ(卵)」と「レッグ(脚)」をかけた洒落になっている。

名古屋に現れたゴジラが名古屋城を破壊して海へ向かうカットの後、国連派遣の新鋭艦隊が出動し、浜辺を歩くゴジラに対してミサイル攻撃を行なうシーンがある。海外版の完成フィルムでは、このミサイルは国連大使のセリフで「高性能誘導弾フロンティアミサイル」と説明されている。また、ミサイル艦隊後尾で風にはためくアメリカの星条旗がアップになるカットがある。
ロケーションは静岡県浜松の中田島砂丘で、擬似夜景処理を施してオープン撮影で行われた。国内版予告には、この浜辺を歩くゴジラの映像がある。当初、このシーンは海外向けの追加シーンとされていたが、実際には決定台本にも存在しており、ロリシカ国の新兵器「誘導弾フロンティア」と紹介されている。

エピソード
ゴジラが名古屋城を破壊するシーンは、特撮カメラマンの有川貞昌によると、撮影中に中島が転倒して城を破壊してしまったが、予算とスケジュールの両面から撮り直しは不可能だったため、編集で処理したという。

東宝のビデオ『特撮未使用フィルム大全集』には、ゴジラが名古屋城を壊そうとするも模型が頑丈すぎて模型が壊れなかった映像が収録されている。なお、名古屋の中心部に現れたゴジラは、まず名古屋城の南東方向に位置するテレビ塔を倒壊させるが、名古屋城には城の北西方向から近付いている。





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