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円谷英二的日本特撮映画史



白夫人の妖恋
1956年(昭31)6月22日公開/東宝/103分/
総天然色/スタンダード
  
製作 田中友幸 脚本 八住利雄  監督 豊田四郎
撮影 三浦光雄 音楽 團伊玖磨  美術 園眞
 特技監督 円谷英二  撮影 有川貞昌 美術 渡辺明
合成  向山宏
出演-池部良・山口淑子・八千草薫・上田吉二郎・東野英治郎・清川虹子・田中春男・徳川夢声

中国の民話『白蛇伝』を基にした、林房雄による小説『白夫人の妖術』の映画化作品。香港ショウ・ブラザースと東宝合作ということからもわかるように、当時としては、破格の製作費がかけられたオールセット撮影の大作。

色彩設計の撮影が評価され、ベルリン国際映画祭(何と、池部良本人が、プリント10巻を運んで映画祭に出席!)では、色彩撮影賞を受賞した。

新設された特撮用の大プールに、中国の町並みを造形している。人形が船を漕ぐミニチュアカットがある。

ラストには暴風雨や大津波のスペクタルシーンもあるが、特筆すべきは向山宏の合成だろう。

日本で初めてブルーバックを用いた技法が使われたようだが、ラストの、半透明の主演二人がワンカットでそらへと飛び上がっていくカットが素晴らしい。操演と合成技術が見事だ。





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